バスケットボールの交流など、
スポーツを通じて、メンタルケアの普及啓発を実施。
その後は勤めていた会社を退職、活動資金集めとして実施したクラウドファンディングでは総勢244名の支援者様から総額約260万円のご支援を頂くことができました。(2020年11月)
この時に初めて自身の原体験について公に発信をしたのですが、「自分にも実はそんな時期があった。」、「学生の時に家族が心の病が原因で自殺をしてしまった。」といった個人的な連絡が何件も来ました。知り合いの範囲内だけでこれだけ悩みを抱える人がいたことへ驚いたと同時に、これから挑戦するプロジェクトにも意義があるかもしれないと思えた瞬間でもありました。
2021年3月から日本一周活動を開始したものの課題は多く、人々から興味、関心を持って頂くための工夫というものが必要不可欠でした。その手段の一つとしてスポーツ交流があると考え、旅先ではバスケットボール交流等も通じてメンタルケアの普及啓発に繋げてきました。活動の様子は朝日新聞(2022年1月25日)や毎日新聞(2022年7月13日)等のメディアでも取り上げて頂き、多くの方々に活動の認知を広めてくることができたと感じています。
各所のメディア発信を見た当事者の方から連絡を頂くこともあり、「原さんの発信内容に共感する部分があった。」と当時の私と近い部分で躓いている方がいることを知れた機会にもなりました。
旅を終えた現在も大阪府を拠点に講演会やバスケットボール交流等の活動を実施しています。教育現場の方々からは過去の挫折経験から挑戦を始めた過程にもご関心を持って頂き、「メンタルケア×キャリア教育」といった内容での講演の機会も頂いています。
未だ課題が多いメンタルヘルス分野で、スポーツ×メンタルケアによる「予防」の可能性を見出していきたいと思います!