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\ 「東海林祐子研究会」とは? /

パフォーマンスの向上を目指す過程で発生する「コーチングのジレンマ」を紐解き、スポーツを通じて、ヒトとの関係性を高め、社会に還元することを目指しています。ここでいうパフォーマンスとは、スポーツ場面だけに特化せず、ヒトとの関係性が求められる企業や家族などを含めた組織のあらゆるケースについて検討をしています。

TEACHER’S PROFILE

教員プロフィール

東海林 祐子 博士(政策・メディア)

TOKAIRIN YUKO

慶應義塾大学総合政策学部 兼 政策・メディア研究科 准教授


筑波大学卒業後、1991年瓊浦高校(長崎市)に赴任し、男子ハンドボール部の指導者としてインターハイ優勝などの成績を収めた。男子を率いての女性指導者全国大会優勝は初。研究テーマはスポーツコーチングとコミュニティ。コーチングの複雑な心理的葛藤をゲーム理論を援用し定式化し、望ましいチームづくりやそれを引き出すコミュニティづくりに興味・関心がある。著書に『コーチングのジレンマ』・『スポーツコミュニケーション』(ブックハウスエイチディ)などがある。
2012年より2020年まで公益財団法人日本ハンドボール協会理事・監事など歴任した。現在は三重県のスポーツ推進審議会計画策定委員やWE LEAGUEでの女子サッカーの理念推進に関する調査、プロスポーツの地域貢献活動のためのスポーツ政策のアドバイスもしている。各リーグおよびコーチ研修など多数実施。

著書のご紹介(論文は省略しています)

自分で考えて決められる賢い子供 究極の育て方:サカイク,(監修)2020年

ひつじ意味論講座 第7巻 意味の社会性 選手とコーチ間のコミュニケーションに関する一考察(分担執筆)澤田治美編, ひつじ書房, 2015年

コーチングのジレンマ(単著)ブックハウス エイチディ, 2013年

スポーツコミュニケーション(単著)ブックハウス エイチディ, 2011年

ヒューマンサービスとコミュニティ: 支え合う社会の構想(分担執筆)
第6章 トップアスリートとコミュニティ 〜アスリートがコミュニティを作り、コミュニティがアスリートを育てる〜
秋山 美紀, 宮垣 元(編集), 勁草書房.2022年

講演会/研修会(講師)

・女性アスリートの戦略的強化・支援プログラム/女性エリートコーチ育成プログラム(JSC)(2016-2019)
・福岡県選手強化指導者研修会(2017)
・福岡コーチング・エクセレンスセミナー講演 (2012、2016)
・ハンドボール競技 上級コーチ育成講習会 専門科目 (2015)
・神奈川県体罰根絶に向けた運動部活動担当者研修会
・全国バスケットボールコーチクリニック(研修会)(2013)
・神奈川県教育委員会(競技力向上) (2015、2019)
・三重県教育委員会(競技力向上)(2018-2019)
・日本ハンドボール協会 ライフスキルプログラムテキスト作成   ほか多数

その他(調査/企業との連携)

・日本トップリーグ連携機構にて女性アスリートのライフスキルの実態調査と各競技団体へのフィードバック(2020年)
・日本トップリーグ連携機構にてコーチ育成「コーチングの視点を変えるライフスキルプログラム」を実施(2021年)
・日本ハンドボールリーグにてライフスキル実態調査とフィードバック(2018-2019)
・日本スポーツ協会指導者養成テキスト 分担(2018年)
・企業の人材育成(中間管理職のためのライフスキル研修@大垣市 2008年~2014年)
・サントリープレモル地域人材育成連携事業(2018)
・株式会社e-3(サカイク FC東京普及部コーチ・セレッソ大阪普及部コーチ)/ヤキュイク(西部ライオンズコーチ育成2021)など

STAFF & STUDENT

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